定年退職後に、嘱託社員として働く|嘱託社員の待遇面や注意点を解説【シン・会社のマナー】
まとめ
高年齢者雇用安定法により、65歳までの雇用確保が義務化される以前は、定年後嘱託として会社に残る人は少数でした。定年後の再雇用が普及した今、嘱託社員の位置づけは以前より曖昧になっています。一般的には、嘱託は再雇用者全員を指すのではなく、経験やスキルを活かして専門的な仕事に従事する人としているケースが多いようです。 ただし、嘱託の契約内容、雇用形態などは会社によって大きな違いがあります。自社の再雇用制度、嘱託の位置づけをよく理解した上で、納得できる選択をしましょう。 ●執筆/小田 啓子(おだ けいこ) 社会保険労務士。 大学卒業後、外食チェーン本部総務部および建設コンサルタント企業の管理部を経て、2022年に「小田社会保険労務士事務所」を開業。現在人事・労務コンサルタントとして企業のサポートをする傍ら、「年金とライフプランの相談」や「ハラスメント研修」などを実施し、「働く人を支援する社労士」として活動中。趣味は、美術鑑賞。 ●構成/京都メディアライン
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