【阪神JF】米国馬メイデイレディ京都で最終追い リー師「とてもいい感じ」/G1追い切り速報
<阪神JF:追い切り> 阪神JF(G1、芝1600メートル、8日=京都)でレース史上初の外国馬参戦となる米国メイデイレディ(牝2、J・リー)が2日、滞在中の京都競馬場で最終追い切りを行った。 ダートコースを左回りに5ハロン65秒1-12秒6をマーク。詰めかけた報道陣の前で素軽い動きを披露した。普段と同じパターンでレースの約1週前に強い追い切りを消化。レースは未経験の右回りだが、追い切りはいつもの調教パターンを変えずに左回りで走った。 見守ったジョセフ・リー師(62)は「いつも通りに、うまく追い切ることができました。1頭での調整なのでその点がどうかと思いましたが、タイムなど含め全てにおいて、とてもいい感じだと思います」と笑顔を見せた。 今年8月のデビューからここまで4戦3勝。前走で初黒星を喫したが、日本馬も多く参戦した米デルマー・ブリーダーズC開催のジュベナイルフィリーズターフで2着に入った。1馬身半差で敗れた相手も欧州最優秀2歳牝馬に選出されたレイクヴィクトリアと、実績は折り紙付きだ。 その後は11月20日に来日。26日には千葉県白井の競馬学校から決戦の地となる京都競馬場に入って調整を進めている。 手綱を取るのは世界的名手ランフランコ・デットーリ騎手(53)。デビューからずっとコンビを組んでおり、JRAでの騎乗は19年以来、5年ぶりとなる。