「才能がない」というのは便利な嘘。自分をダメだと感じている人も、例外なく才能を持っています【占星術士yuji】
「この本を読んで前向きにならない人はいない」「動き出したくなってウズウズ」など、たくさんの読者をやる気にさせている新刊『星読みで才能を見つける本 自分の知らない自分に出会える』。著者の占星術士yujiさんが「才能がない人がいない」と断言する理由を、本から抜粋してお届けします。 20年以上、鑑定の現場にて多くの人に接していて思うのは、「才能がない人なんていない」ということ。自分には才能がないと思っている人も、自分は何も得意なことがなくてダメだと感じている人も、例外なく全ての人が才能を持っています。 とはいえ、才能が発露しやすい環境で育ったとか、人との出会いによって才能を引き出されたなど、自責とは関係のないところでの才能発露の具合には差があるはずです。 そして、社会の評価基準に照らし合わせた場合にメリットが大きそうな才能や、就職や受験などの場において有利に働きそうなカードというのも実際に存在しますので、そういったものを比べてしまうと「私なんて何もない……」と引っ込み思案になったり、自信をなくしがちになったりするという、その気持ちも十分に理解できます。 そして自称〝才能がない人たち〞はきっと、こうも思っているはずです。 「世の中、不公平だ」とか、「この世界は不条理だ」とか。 前述したように環境や才能の種類には違いがあることから、この論は部分的には正しいようにも思えます。ただ、先に謝っておきますが、星の世界のセオリーはこの手の物言いをことごとく打ち砕きます。なぜなら、星の世界の教えによると、全ての人はある点において完全に平等に、才能やスペックを持たされて生まれてくるからです。
皆誰しも平等に才能玉を振り分けられている
英語で才能のことをgiftと言います。 そして特別な才能を持つ人のことをgiftedなどと言ったりもします。 ここで重要なのは、必ず人は皆、平等にスペックや才能を〝授けられてきた〞というコンセプトであり、まさにギフトとして才能をプレゼントされてきたオンリーワンの存在であるということです。 おわかりでしょうか。前項にも記しましたが、才能には〝先天的〟に授かるものもある、ということです。そして西洋占星術はそれが何なのかを明らかにしてくれる術なのです。 西洋占星術では10の天体を用いますが、その人が生まれた瞬間に、12に分かれたハウス(という天球の区切り)のどこにそれぞれの天体が入っているかで、その人がどんな要素を持ち、どんな課題を持っているか、また、どんな特性を帯びているのかを観測できます。 例えば、RPGによくあるジョブシステムであれば、魔法に5ポイントを入れると魔法が得意な魔法使いになったり、力に3ポイント、素早さに3ポイント入れると武闘家になったりするといったふうに、人の世界の才能もポイントを振り分けることで個性創造が行われており、その理屈を知ることができるのが西洋占星術なのです。 〝生まれた時から天体を20持っている有利な人たちが実は存在していて、5しか持っていない不利な人たちもいるのでは?〞とシステムの根幹の部分を訝しく思う人もいらっしゃるかもしれませんが、10の天体の配分のみで才覚が決まるとするのが占星術の教えるところ。 私自身も懐疑的に見てかかったりもしましたが、長年の臨床での研究によって〝才能に関しては至って公平である〞という確信を持ちましたので、ここでこうして皆さんにお伝えしている次第です。
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