きょう(金)の天気 寒気のピークで日本海側はさらなる大雪や猛ふぶきに警戒 気温上がらず 晴れる所も極寒 西日本でも10℃に届かず
きょう10日(金)も強い冬型の気圧配置で、日本海側では広く雪となり、さらなる大雪になるおそれがある。風も強く、暴風雪や高波にも警戒が必要だ。太平洋側では広く晴れるが、気温が低く、西日本でも10℃に届かない寒さとなる見通し。交通障害や体調管理に注意が必要となる。
日本海側中心に冬の嵐 大雪や猛ふぶきのおそれ
日本付近は冬型の気圧配置が続き、上空に強い寒気が流れ込んでいる。冬型はあす11日(土)の午前中にかけて続く見込みで、日本海側ではさらなる大雪になるおそれがある。特に風と風がぶつかる所で雨雲や雪雲が発達しやすく、その雲が次々と流れ込む東北や北陸、近畿北部、山陰で降雪量が多くなる見込み。また、風が強く、北日本を中心に暴風が吹き荒れ、猛ふぶきになりそうだ。大雪や暴風雪、高波に警戒が必要となる。また、なだれや着雪、路面の凍結、落雷や突風などにも注意したい。
晴れる所も気温上がらず
太平洋側では晴れる所が多いが、風が強く吹く見込み。強い風によって日本海側の雪雲が流れ込み、東海から西日本にかけては所々で雪が降りそうだ。また、晴れが続く所でも気温は上がらず、極寒の一日となる見込み。西日本や東日本でも10℃に届かない所がほとんどで、強い風でより一層、寒く感じられそうだ。 (気象予報士・多胡安那)