「アメリカはうるさくて、ゴミもポイポイ捨てられている」 アメリカ人が感じた日本と母国との違い 感激した街の光景とは
日本を訪れる外国人観光客が、母国と日本を比較し、その違いに驚くことは少なくありません。アメリカから初めて日本へ来た男性も、日本の街の光景を目の当たりにして、母国との差を感じていました。また、一緒に来たフィアンセは、日本では安心して過ごせると思ったそう。いったいどんなところに、アメリカとの違いを感じたのでしょうか。 【写真】日本は「安全さも桁違い」とアメリカ人が驚いた光景の写真 ◇ ◇ ◇
初訪日で母国との違いを実感
初めて日本にやってきた、アメリカ・サンディエゴ出身のライアンさん。日米の親を持つヨーコさんとともに日本へやってきました。2週間の滞在を予定していて、東京、京都、そしてヨーコさんの故郷でもある大阪などをめぐります。 なんと、ライアンさんは今回の旅でヨーコさんにプロポーズ。OKをもらい、幸せいっぱいのなかで旅を楽しんでいます。 滞在中は「日本の文化をしっかりリスペクトしよう」と約束していたふたり。今回の日本旅行に向けて、日本のマナーを事前にしっかりリサーチしてきました。日本に来てからは、アメリカとの違いを実感しているといいます。 「日本はとにかくスーパークリーンで静かです。アメリカは街中でもうるさくて、ゴミもポイポイ捨てられているし、汚いんですよ」 世界的に、清潔な国といわれている日本。街中にゴミ箱が少ないと指摘されることもありますが、それでも公衆衛生が保たれている状況に驚く外国人観光客は少なくありません。こうした環境が確保されているのは、学校での掃除習慣や他人に迷惑をかけないようにするという意識などがあるからでしょう。 さらに、ライアンさんは治安の面でも驚いたことがありました。ヨーコさんがひとりで街を出歩いていても、安心できると感じたようです。 「安全さも桁違いです。たとえばこのスーツケース(大きなサイズの4ケース)をここで見張っていなくても、きっと誰にも盗られないでしょう。ヨーコも、アメリカだとひとりで出歩くのを躊躇してしまう場所や時間帯もあるけれど、日本だと夜でもとても安心だと言っていました」 国際的なシンクタンク・経済平和研究所が6月に発表した、「世界平和度指数ランキング2024」の「社会の安全と治安(Societal Safety and Security)」カテゴリーで、日本は世界7位という結果に。アジア圏では、シンガポールに次いで安全な国と評価されています。 日本人にとっては当たり前でも、女性がひとりでも夜道を出歩ける日本の光景は、ライアンさんたちにとって新鮮に映ったようです。残りの滞在も、穏やかな気持ちで楽しんでほしいですね。
Hint-Pot編集部