多くの受験生が“気づいていない”…「勉強はしているのに、ちっとも成績が上がらない」の根本要因【医学部受験のプロが解説】
「正しい勉強方法」がわかれば逆転合格も夢じゃない
こうして「勉強への取り組み方」を理解したあとは、わからないことがあれば教科書まで戻って確認し、その理解を問う復習テストを行います。予備校や学校で学んだ問題と同じ内容でテストをし、基礎から応用まで一つ一つ、体に叩き込んでいきます。 できない箇所を洗い出すために、細かく頻繁に、チェックを繰り返すこと。これを執拗ともいえるぐらい行って、得点できる領域を少しずつ広げていけば、子どもの成績は確実に上がっていきます。 実際この方式により、半年で偏差値が20上がる、前年は10校全滅だった受験生が次の年には志望校に合格する、といった逆転が毎年のように起きています。 亀井 孝祥 医学部受験専門予備校メディカ 代表、数学講師 愛知・東海高校から東京理科大学へ。塾講師を経て医学部受験予備校YMSにて数学科主任、教学部長など9年務めたあと、姉妹校設立のため独立。姉妹校提携解消後、医学部受験専門予備校メディカを設立。現在に至る。
亀井 孝祥