紅海のフーシ派拠点を爆撃 報復のイスラエル空軍機
テルアビブ、イスラエル、9月30日 (AP) ― イスラエルに対する攻撃の報復として9月29日、イスラエル空軍機がイエメンのフーシ派拠点を爆撃したと公表した。 イスラエル国防軍によれば、複数の空軍機がアラビア半島南部で紅海に面するイエメンの港湾都市、ホデイダにある2カ所の発電所と港湾施設を爆撃した。 これに先立って、イランの支援を受けるフーシ派は28日、国連総会からイスラエルに帰国するネタニヤフ首相の到着を狙って、ベン・グリオン空港を弾道ミサイルで攻撃したが、ミサイルはイスラエル領空外で撃墜された。 フーシ派拠点にたいする空爆で炎上した施設から、黒煙が市街上空に立ち上った。 フーシ派メディアによれば、武装組織は攻撃に先立って、港湾内の石油貯蔵庫を空にするなどの予防措置を取ったと主張している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)