イスラエル砲撃の死者500人超 ヒズボラの幹部司令官が死亡
ベイルート、レバノン、9月25日 (AP) ― レバノンのイスラム教シーア派武装勢力ヒズボラに対するイスラエル軍の大規模砲撃で、死者は560人に上った。 この砲撃で、ヒズボラのミサイル・ロケット部隊のイブラヒム・クバイシ司令官が死亡した。 砲撃時、ヒズボラの複数の幹部司令官がクバイシ司令官とともにいたが、それら幹部が死亡したか、あるいは負傷したかについては明らかにされていない。 イスラエル軍関係者によると、ロケット弾の発射拠点を含め、レバノン国内のヒズボラの標的に対する数十回の空爆と並行して、戦車や大砲が国境付近の標的を攻撃したという。 同軍関係者はまた、首都では"標的を絞った攻撃"を行ったとも述べているが、詳細は明らかにしていない。 レバノンの政治アナリストは、ベイルートの人口密集地区に対するイスラエルの空爆は、ヒズボラに圧力を掛けるためのイスラエルの広範な戦術の一部であるとの見方を示している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)