五輪テスト大会の談合疑惑「もう誠に遺憾」小池都知事会見11月25日(本文1)
サッカーW杯コスタリカ戦への期待感を教えて
NHK:最後に私から、サッカーのワールドカップ、おととい日本代表が初戦でドイツに逆転勝ちをしました。次、コスタリカ戦ということで、知事の期待といいますか、あとは注目選手などいれば教えてください。 小池:まずは初戦でドイツを相手に勝ったということは、もう本当に私自身も大変うれしく思います。次のコスタリカ戦でも、ぜひその力発揮していただきたいと思います。中でも、選手の中に東京出身という選手がお二方おられまして、お1人が権田防衛大臣と呼ばれている権田選手ですね。それから、こちらは世田谷の出身。それから調布の出身が相馬選手ということで、東京出身の選手をはじめ、日本のチーム、森保監督の下でしっかりと戦い抜いてほしいと思います。それから議会に平都議がいらっしゃいますけども、お義兄さん、ご承知のように長友選手であります。応援したいと思います。 一方で、もう世界中というか、このFIFAワールドカップというのは非常に注目が高い、世界中がもういろんな形でウオッチしているわけですけど、一方でウクライナは電力が足りないというか、やられて、攻撃されて、なかなか、なんて言うんですかね、応援どころじゃないですよね。そんなことも忘れずに、今日のHTTのゼロエミッションの協議会ではありませんけれども、やはりそういったような思いも込めて応援をしていきたいと思います。 NHK:では各社さん、お願いします。
組織委の情報公開度をどう思うか
読売新聞:読売新聞、【越村 00:26:58】と申します。どうぞよろしくお願いします。五輪の談合絡みの件で何点かお願いいたします。まず組織委の事業の契約情報の公開状況についてなんですけれども、公表されている組織委の資料を見ますと、だいたい落札日と落札者名と契約金額と選定理由というものがまずもって公表されているんですけれども、通常の自治体、東京都はじめ自治体のこういう落札情報だと、予定価格であったりとか参加業者であったりとか落札率であったりとか、そういう基本情報が普通だったら公開、自治体だったら公開されているようなものが、組織委の事業の落札情報の中にはないんですが、まずもってこの情報公開、後ろ向きに、組織委の情報公開程度は少ないのかなと思うんですけれども、その点について知事の受け止めを伺いたいんですけども。 小池:それらも含めて調査をする必要があるということで、清算法人に対しても都の調査に対して協力を求めていきたいと、このように思います。それにしても読売さん、詳しく報道しておられますね。 読売新聞:ありがとうございます。すいません、その点で、今おっしゃった東京都の調査なんですけれども、これは、例えばそういった情報について清算法人から、東京都側から出すようにということを、公表するようにということを求めたりとか、もしくは東京都側が入手して、東京都としてそういう基本情報については公表するとか、そこら辺の予定、方針というのはどういうふうにお考えでしょうか。 小池:先ほども申し上げましたように、組織委員会の担当部署に都の職員も派遣されて、そこで仕事しておりました。今、その聞き取り調査などを行っているところであります。また、清算法人の協力の下でそれら、必要な書類等々、今、これからの捜査ということになりますけれども、都は全面的に協力して、この疑惑というか、これの解明に向けて協力をしていきたいと考えています。 読売新聞:その協力というのはやっぱり情報公開というところが一丁目一番地、知事の一丁目一番地である情報公開というのを重視しながら調査を進めるということでよろしいでしょうか。 小池:基本的に調査でございますので、それらの、必要なことについて協力を求めていくということになろうかと思います。 【書き起こし】小池都知事会見11月25日 全文2に続く