女子プロゴルファー“暴言事件”はなぜ起こったのか?
あくまでも一部の選手だけだが、「ゴルフだけをやればいい」、「うまくなれたらそれでいい」という主義がはびこり、必然的に社会性やモラルを身につけることもなく世間の常識が通用しないプロが出来上がるという現象があるのだ。 それが現在の女子プロ育成システムの現状であり課題。実際には、しっかりとした教育がなされ、人間性にもすぐれたプロも少なくない。ただ、内面に未熟さを抱えるプロが、今回の事件予備軍として女子プロゴルフ界に存在していることも事実だろう。 渋野日向子の海外メジャー優勝で盛り上がる女子プロゴルフ界に、冷や水を浴びせた今回の“暴言事件”。某女子プロ選手は、プロゴルファー生命の危機に陥っているが、ゴルフ界全体が欠如したモラルを取り戻すためのなんらかの教育的措置を今後は行っていかねばならないだろう。