井端監督

◇１１日（日本時間１２日）　ラグザス　ｐｒｅｓｅｎｔｓ　第３回ＷＢＳＣプレミア１２　１次リーグＡ組　ベネズエラ５―３米国（メキシコ、サンタ・テレシータ） 　前回大会４位の米国はベネズエラに敗れて通算１勝２敗。６チーム中上位２チームが進出する２次リーグ進出に向けて崖っぷちとなった。 　２―２と同点に追いついた直後の６回、この回から登板した３番手のアドラー（ホワイトソックス傘下）が内野安打と四球、犠打で１死二、三塁のピンチを招くと、ベネズエラの５番・ロドリゲスに中前適時打を許して勝ち越し点を献上。その後、野選とセーフティースクイズで一挙３点を失った。３点を追う９回は１死満塁のチャンスをつくると、エルコ（ホワイトソックス傘下）の押し出し四球で２点差としたが、後続が凡退した。 　今大会で３度目となるプレミア１２にあって、米国は２０１５年の第１回大会で準優勝、前回１９年の第２回大会では４位と、実績の少ない若手主体でも、常に上位争いを演じている。９日に開幕したＡ組は前日を終えて全６チームが１勝１敗という大混戦だが、初戦でプエルトリコに敗れた米国が２次リーグに進出するためには残り２試合での連勝が必須となった。米国は今後、１２日にパナマ、１５日に開催国メキシコと対戦する。 　なお、前回覇者の日本がいる１次リーグＢ組は１３日に日本と台湾で開幕。日本は１３日にバンテリンドームナゴヤでオーストラリアと対戦した後、１５日から台湾・台北で韓国、台湾、キューバ、ドミニカ共和国と対戦する。 　各組上位２チームによる２次リーグは東京ドームで２１日から開催され、２４日に決勝と３位決定戦が行われる。