片づけられない人が「やってよかった」習慣4例。収納アイデアの完コピをやめた
たまりがちなDMは玄関で開封して部屋に入れない
ついためこんでしまうチラシやDMは、玄関にハサミと紙ゴミ入れを用意し、その場で開封して不要なものは紙ゴミ入れに。無料でもらえるものと同様に、必要のない紙ものは玄関でシャットアウトして、家の中に入れないようにします。 がんばってものを捨てても、それ以上のスピードでものが増えては、いつまでも家の中は片づかないままです。「捨てる」よりもまずは「増やさない」ことから意識してみてはいかがでしょうか。
「もたない暮らし」と「年齢の重ね方」で服が変化
子どもたちの独立を機に“もたないひとり暮らし”を楽しむ、50代のようさん(インスタグラムのフォロワーは5.2万人)。引っ越したとき、軽トラック2台分のものを手放しました。そこから、身につけるものも「お気に入りを少しだけでいい」と考えるようになったそう。 それに加え、年齢を重ねたことで、服やファッション小物を選ぶ基準も変わってきました。だんだんと、体の負担が少ないものや機能的なものに目が向くように。 ところが3年前にエステサロンをオープンし、毎日私服で通勤することになったとき「どんな服を着たらいいのかわからない…」と悩んでしまいました。どうやら長男が生まれてから24年間、服のことを考えずに過ごしてしまっていたようです。 そんなとき、インターネットで“私服の制服化”という方法があると知り、「着るものを決めてしまえばラクになるかもしれない」と思いました。 そこから、制服化の内容を試行錯誤し、基本はコーディネートを考えなくていいワンピースに落ち着きました。気に入ったワンピースに出合えなかったシーズンは、スカートにトップスを合わせることもあります。
「自分の定番スタイル」を見つけて、服で悩む時間が激減
この生活を続けて2~3年経った頃、気持ちの変化がありました。以前の私は、いろいろなデザインや色の服をもっていないといけないと思いこんでいました。それによって管理が大変なほど服があふれ、コーディネートを考えるのにも時間がかかっていました。 今は「◯◯の人」といった形で自分の定番スタイルをいくつか設定し、毎日の服装を決めています。たとえば私の場合、「ワンピースの人」「白いトップス多めの人」「サイドゴアブーツの人」。季節や年齢を重ねることによって、変化していく過程も楽しんでいます。 そうすることで、買い物をするときに悩んだり、買い過ぎてしまうこと、買っても着ないということが少なくなりました。 この先、さらに年齢を重ねることで、価値観が変わってくる部分もあると思います。定番も少しずつ変化していくかもしれません。これからも自分が心地いい距離感で、ファッションとつき合っていけたらと思います。 ※ 紹介したアイテムは、すべて著者自身で購入した私物です。店舗への問い合わせはご遠慮ください ※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください
ESSEonline編集部