無名の “ボカロP” 高校生と「DA PUMP/U.S.A.」日本語歌詞手がけた作詞家がタッグ きっかけはバイト先での偶然の出会い
「聞き終わった後、shungo.さんに『これって歌詞とかないんですか』と言われて、歌詞を見せたら『すごい、僕には書けない』みたいなことを言われて」 その時を振り返ってshungo.さんは。 作詞家/音楽プロデューサー・shungo.さん:「とても僕が、職業作家が書けるような世界観ではなくて」 ♪:造花を廻る/ひかるはるさめ 「堂々廻り造花に水をやり 墓標の前で胸が騒いでも 気が遠くなるような 虚構だらけの」 作詞家/音楽プロデューサー・shungo.さん:「独特の確立している世界観があったので、見た瞬間に僕のプロデュースしている金澤豊にぜひ次の楽曲を作ってもらいたいなと」 日笠孝太郎さん(ボカロP/ひかるはるさめ):「もう、どうなってるんだ俺の人生!みたいな感じでしたね」 奇跡のようなめぐり合わせ。 無名の高校生が大物プロデューサーとタッグを組むことになりました。 ■高校生とは思えない文学的な歌詞が… ♪初音ミクの歌声「・・・・」(自宅で楽曲制作の様子) 日笠さんは、早速曲作りに取りかかります。 そして、正式に依頼を受けてから、わずか6時間後。 ♪:ハイドアンドシーク 初音ミクver/ひかるはるさめ shungo.さんがプロデュースしているソロシンガー、金澤豊さんへ提供する曲が完成しました! 日笠孝太郎さん(ボカロP/ひかるはるさめ):「もう無我夢中でしたね。本当に調子が良くて、メロディと歌詞を同時進行でどんどん作っていって…」 Shungo.さんが認める日笠さんの歌詞の世界観。 今回は、亡くなった恋人への思いをテーマに書きあげました。 日笠孝太郎さん(ボカロP/ひかるはるさめ):「お気に入りは、このサビからのフレーズで『夏が消える前に抱きしめて』。このフレーズを大事にしたかったんです。『夏が消える前』っていうコンセプトで作っていた部分もあったから」 日笠孝太郎さん(ボカロP/ひかるはるさめ):「『貴方は憧憬』っていうフレーズがあるんですけれど…」