無名の “ボカロP” 高校生と「DA PUMP/U.S.A.」日本語歌詞手がけた作詞家がタッグ きっかけはバイト先での偶然の出会い
「Lemon」など大ヒット曲を手がけてきたアーティスト、米津玄師さん。 実は米津さん、本格的にアーティスト活動をする前から「ハチ」という名前でボカロPとして活躍していました。 ♪:ドーナツホール2024/米津玄師 曲調はどこか米津さんらしさがありながらも、ボーカロイドならではの世界観が表現されています。 日笠孝太郎さん(ボカロP/ひかるはるさめ):「人によって無限に解釈が生み出せるじゃないですか。ボカロの魅力に取りつかれてしまって」 ボカロPとしての米津さんの曲を聞いていく中でボカロに夢中になり、これまでに44のボカロ曲を作詞・作曲。 自身のYouTubeチャンネルに投稿しています。 ♪:造花を廻る/ひかるはるさめ 中でも自信作だという「造花を廻る」は、7か月前に投稿されてから2.6万回再生されています。(2024年10月22日時点) 日笠孝太郎さん(ボカロP/ひかるはるさめ):「高校を卒業するまでに100曲出すのが目標なので、まだまだですね」 そんな日笠さんに今年の夏、運命的な出会いが訪れます。 ■アルバイト先に大物が来店 日笠さんのアルバイト先、高岡市にあるラーメン店。 こちらに、ある音楽プロデューサーが来店。 そこで日笠さんは。 ひかるはるさめ・日笠孝太郎さん:「こういう感じで(腰をかがめて)『曲を聞いてもらっていいですか?』って言って…」 その音楽プロデューサーというのが… 2018年、爆発的にヒットしたDA PUMPの「U.S.A.」。その日本語詞を手がけたshungo.さんです。 shungo.は両親が高岡市出身で、度々このラーメン店に訪れていたことから店長と顔なじみの関係でした。 らぁめん次元・長徳俊彦店長:「shungo.さん来られたから、テーブルに行って自分の曲を聞いてもらいなって言いました」 ■「職業作家が書けない世界観」 日笠孝太郎さん(ボカロP/ひかるはるさめ):「自分のYouTubeを開いて『造花を廻る』っていう曲が1番再生数も回っていたからこれを聞いてもらいました」