マイクロプラ、埋め立て地と下水処理場をエンドレスループ
今こそ蛇口を閉めるとき
研究チームのJohn Scott氏は、マイクロプラとPFASが有機肥料として農地にまき散らされるのを良いやり方ではないとしながらも、他に方法がない現状についてこう話しています。 じゃあ、いったいどうすればいいのでしょうか? (再利用せずに)埋め立てれば、そこから下水処理場へ、そしてまた埋め立て地へとループを繰り返すだけです。 また、同氏は埋め立て地に戻す前のバイオソリッドに無害化処理を施すのはコストがかかりすぎるといい、ベストな選択はプラスチックとPFASの汚染問題を根本的に解決することだと指摘し、以下のように提案しています。 今こそ、プラスチックとPFASを使用している製品の使用と生産をやめるよう、人々に呼びかけるべき時です。事態が悪化する前に、開きっぱなしになっている水道の蛇口を閉めましょう。 Source: Prada et al. 2024 / Science Direct, University of Illinois Urbana-Champaign
Kenji P. Miyajima