NYメディアが分析した大谷翔平が1回持たず7失点KOされた理由…敵将が試合3時間前に語っていた攻略法とは?
MLB公式サイトが注目したのは、エンゼルスのジョー・マドン監督が大谷をわずか41球で降板させ、その後、ベンチに下げ野手として起用しなかった理由だ。 同メディアは「大谷(自責点7、41球)、ヤンキース相手に1回でマウンドから引きずり降ろされる」との見出しを取り、「このシリーズの2試合でヤンキース相手に3本塁打を放っていた大谷は、4四球に1死球と制球がなかった。大谷はここ4度の先発で計5人しか歩かせておらず、11登板で防御率2.58としていたことを考えると驚きだった」と伝え、大谷の「ブロンクスで初めて投げたことに緊張感はなかったが、制球とリリースポイントの安定に問題があった」とのコメントを紹介した。 また大谷の早期降板と、その後、ベンチに下げたことについては、試合後に語ったマドン監督の以下のコメントを引用して説明した。 「(球数が)40球に達した。それは投げ過ぎだった。それ以上は投げてほしくなかった。彼には、(早く)降板すれば、明日DHで起用できることになると説明した。外野に置いて、もう一度打席に立たせることができるかもしれないとも考えたが、今日も暑く、彼はものすごく汗をかいていた。今あるプラス材料としては、明日、彼を(DHで)起用できるということだと思う」 マドン監督は、そう期待したが、1日(日本時間2日)の対ヤンキース戦は「100%降雨」の予報があるために天候不良で中止となった。