井上尚弥vsグッドマン 亀田大毅氏が挑戦者の“玉砕戦法”否定「めちゃくちゃ弱いよ」
世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)がIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)との防衛戦(12月24日、東京・有明アリーナ)を控える中、元世界王者が決戦の行方を占った。 【写真】井上と対戦するグッドマン ボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田大毅氏(35)が自身のユーチューブチャンネルで注目の一戦の展開を予想。動画に出演したプロボクサーの中川麦茶(ミツキ)は「グッドマンは小さくまとまっている。今のスタイルで戦ったら(勝利は)99%ないと思う」とした上で「グッドマンが井上尚弥にリスクを背負って、倒されてもいいから井上を倒す可能性にかけると思ったら、がっつりスタイルを変えてくると思う。それこそ、多少ラフにいくと思う」「グッドマンが覚悟を決めてたら、もしかしたら、勝つ可能性が0・1%でも上がる」と番狂わせのシナリオを予測した。 これに対して、大毅氏は「俺が思うのは、覚悟を決めたグッドマンでも、スタイルは変えられへんのよ。だって、スタイルを変えたら弱くなる。自分はアウトボクシングがめちゃくちゃ強いのに、違うスタイルでいくって、弱くなってるやん」と指摘。「基本的に自分のスタイルを崩したら、選手は弱くなる。グッドマンがバクチをするようなスタイルでやったら、めちゃくちゃ弱いよ。グッドマンは99%せえへん」と〝玉砕戦法〟の可能性を否定した。 その上で、かねて6~8ラウンドでモンスターのKO勝利を予想している大毅氏は「でも、グッドマンも弱くないから。世界ランキング1位。今まで負けてないし。ボクシングがうまいから、すぐには倒せない」「1ラウンドで井上が勝つよと言ってるのは、俺はボクシングを知らんと思う」と改めて指摘した。
東スポWEB