【SB】RIZIN白川ダーク陸斗が来襲「なめとんな、簡単に終わるよ?」MMA戦デビューの王者・奧山貴大は動じず=12.26
12月26日(木)東京ドームシティホール(TOKYO DOME CITY HALL)で開催される『-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT- GROUND ZERO TOKYO 2024』の対戦カード発表会見が4日行われ、[RIZIN MMAルール 66.0kg契約(5分3R)]にて、白川ダーク陸斗(33=JAPAN TOP TEAM)と、SB日本ウェルター級王者・奧山貴大(30=NEXSPORTS/GSB)の対戦が発表された。 MMAデビュー戦の奥山に、白川は「なめとんな」「生殺与奪は僕が握っている」と終始優位性をアピール、奥山は固い表情で「問題ない、倒して勝つ」と金星を狙う。 【フォト】白川「負けちゃうよ?」煽ると、奥山が顔を歪める=会見の様子 白川は、RIZIN人気選手の一人で、一時はRIZIN3連勝と波に乗ったが、負傷欠場など長期離脱後、連敗した。 今年7月のDEEPで中村大介に判定勝利を収めるも、11月のRIZIN名古屋大会のバンタム級戦でマゲラム・ガサンザデに健闘も判定負けした。 対する奥山は長らくSB日本ウェルター級トップ戦線で活躍し、22年6月、村田義光に勝利し念願の王座を獲得。5連勝と波に乗っていたが、9月NJKFに乗り込み判定負けした。 会見でSB緒形健一代表は「以前から奥山もMMAをしたがっていた。RENAをはじめ、鈴木博昭などRIZINにMMAで出させて頂いている。RIZIN榊原代表に相談すると、白川選手を薦められた」とRIZIN榊原氏の推薦で決まったと言う。 登壇した白川は「生殺与奪は僕が握ってる。打撃で勝負するか、レスリングでボコボコにするか、皆さんのリクエストを聞いて決める」と余裕だ。 白川は今回、相手から指名されたと思っていたようで「なめとんな、デビュー戦で俺かい。見せしめにしたろ」と鼻息荒い。 奥山は「ちょっと前からMMAやりたいと思っていたが、実現した。もったいないくらい美味しい相手、しっかり倒して勝つ」と静かに意気込み。 すると白川が「ふらっと酔って総合やってみようかみたいなノリか、腹括って来てくれんと。チャンピオンなんでしょ、負けますよ?簡単に終わっちゃうよ?」と煽り放題だ。 奥山はオープンフィンガー戦も経験(2戦2勝)する打撃の専門家だが、白川は「今年に入って、本当にストライキングの試合出てない。気持ちよく打ち合いたい」と希望する。 もっとも「(ファンから)リクエストがあるなら、テイクダウンいきますし、寝技でもヒジでもボコボコにする。一本?それも全然ある」と正に試合の手綱は握っていると言わんばかりだ。 対して奥山は「元々10年くらい柔道やってて、MMAのクラスにも出てる。寝技の展開になっても大丈夫なように準備してあるし、やろうと思えばタックルやグラップリングの展開も出来る。準備は問題ない」と言葉静かながら、動じることなく淡々と自信をにじませた。 奥山はRENAらに続き、MMA界へ白星発進するか。白川がMMAの厳しさを教え込むのか。