怪我に泣いた向後桃が一世一代の大勝負もハイスピード王座戴冠ならず!“諦めないことの天才”は挑戦を続ける
試合は目まぐるしい丸め込みの応酬からドロップキックの相打ちに始まり、向後がプランチャで流れを掴む。向後はスワンダイブ式の攻撃を狙う星来の足を619で刈り取るなどのトリッキーな動きも見せ、星来の必殺技・チェックメイトを阻止して岩谷麻優直伝のトラースキック、モモンパと畳み掛ける。 しかし、これを受け切った星来が顔面をぶち抜くドロップキックを叩き込み、チェックメイトで叩きつけて3カウントを奪った。 マイクを取った星来は、怪我に負けず努力を止めなかった向後を称えていつかの再戦を誓う。 向後は「星来芽依、届かなかったけど、こんなワクワクする相手は他にいないよ。星来芽依はメチャクチャ速くて強くて正直すごいと思ったけど、でも今日こうやって闘ってみて今の向後桃なら十分闘える。その手応えを私は感じたので、絶対にそのベルトを諦めません。星来芽依が王者である間に絶対に私が挑戦して、次はそのベルトを私が手にします。なのでそれまでちゃんと守っててください」と真剣な表情で語り、2人はしっかりと握手を交わした。