「そんなモンはねぇ!」「楽しさはそこにはありません」とある釣り人の「これからの時期、汎用性の高いジャンルはなんですか?」この質問に一喝…
悩めるアングラーの質問に、レイドジャパン代表の金森隆志さんがズバッと本音で回答! 今回は、これからの時期の汎用性の高いジャンルは何?という質問に、ズバッと回答してくれている。 【画像】「汎用性のある釣り方ありますか?」→ズバリ、そんなモンはねぇ!
金森さんにこんな質問が…
おはようございます、こんにちは、こんばんは。11月に入ってようやく秋本番!?と思ったら晩秋!?みたいな気候になり、季節感があいまいな今日この頃、今回は秋の釣りってことで、この質問にお答えしましょう! これからの時期、巻き物でため池を中心としたオカッパリでの汎用性の高いジャンルはなんですか? 回答「秋は巻き物とは言いますが、あくまでひとつの側面。ラクをしたい気持ちは分かるし、それを探すのも楽しみ方ではありますが、僕の中ではバス釣りの楽しさはそこにはありません。」 ズバリ、そんなモンはねぇ! 逆に言えば、だからこそバス釣りにはこんなに訳の分からないほどルアーがあるんです。そこで大事になるのが、ため池とひと言でいっても規模感、さらに満水か減水かで活躍するルアーが変わってきます。 これがもうひと昔ふた昔前であれば決まっていました。バイブレーション! 以上! バスが散ってるならバイブレーションをガーッと巻いてればポロポロ釣れるからイェイ!それで終わってました(笑) しかし、それで終わらないのが近年のバス釣り。抜きんでるルアーはないよねというのが本当の正解です。 それでも減水していれば、やはりバイブレーションは最強だと思います。あとは減水の状況によりますね。沖にはまだ水深3メートル程度あるというのと、最大水深1メートルでは同じ減水でもまったく意味が違います。あとは秋の段階によっても違ってきます。 減水しているのであれば大事なのはルアーの合致レベル。同じ「巻く」でもどれだけシチュエーションに合わせられるか。質問をいただいた方の行くため池がどんな景色なのかはさっぱり分かりませんが、例えば僕が減水しているため池に行くのであればラインナップはこうなります。 いわゆるノーマルのバイブレーション、ウチでいうレベルバイブとブーストのようなコンパクトなタイプ。使い分けは水深と魚、水の具合によります。 水深がある程度あって魚の調子がある程度良くて、水にある程度色がついている、ステインあるいはマッディであれば、ある程度呼び込めると判断してノーマルのバイブレーションを投げます。その逆であればコンパクトなバイブレーション。