下半身リードで切り返すために大切なのは“踏み込み力”! 適切な「足の使い方」が学べる練習ドリルを実際に試してみた
飛距離アップやスウィングの安定性を高める意味でも、下半身リードで振ることは非常に重要。これを実現するためにとくに意識したいのが「足の踏み込み方」だと竹本直哉プロは言う。竹本プロが教えてくれた足の使い方が学べる練習ドリルを、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが試してみた。
スウィング中の足の圧のかかり方を意識してみよう
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。ゴルフは「上がってなんぼ」と言いますが、それでもスウィングは綺麗なほうがいいし、ドライバーだって飛ぶほうがいいですよね。そのためにはやはりプロのように、しっかりと下半身リードでスウィングできないとダメなんでしょうね。週刊ゴルフダイジェストの10/8号に「わかったぞ! 下半身リードの切り返し」という記事がありました。その記事では何人かのプロが解説をしてくれているのですが、その中から気になるものを試してみました。 僕が試したのは竹本直哉プロが解説してくれている内容。そもそも、なぜ下半身リードが大事なのでしょうか? それは、踏み込むことで地面から”力”が発生するから。その”力”をヘッドに伝えたいから、下半身リードなんですね。
まずスウィングの基本は、切り返しで腕の力を抜いて、腕とクラブを自然落下させること。そこから体を左に回転させます。そのときに自然と足を踏み込む動きをすると言うのがスウィングの基本なんですね。そこで足をダイナミックに動かす意識を持つと、スウィングで大切な回転運動も自然にできるし、スウィング中の腕とクラブが通るスペースを確保できます。さらにインパクトからフォローで手元よりヘッドが前に出ていく動きになります。やはり下半身リードができると、いいことだらけなわけですね。 しかし、下半身リードができるような足の使い方に変えようと意識しても、なかなかできないと竹本プロは言っています。では、どうすればいいのでしょうか? まず意識することはスウィング中の足の圧のかかり方。トップでは右足かかとに乗り、トップから切り返しでは左足つま先に乗っていくんです。そしてフォローでは左足かかとに乗っていくようなイメージ。