藤井恵さん考案「栄養たっぷりおにぎり」。納豆やサバ缶が大活躍
料理研究家の藤井恵さんが、からだを整えるおにぎりレシピを考えてくれました。手軽につくれるのに、カルシウムや食物繊維、ビタミンなどの栄養素もたくさん。ここでは、粘り気がおいしい納豆や納豆昆布、あっさり食べられるサバのアレンジおにぎりを紹介します。 【写真】ネバネバがおいしい納豆昆布
藤井さんのお気に入り!粘り気たっぷりおにぎり
納豆のような粘りが特徴の細切り昆布。水を合わせて混ぜればネバネバになり、お米との相性もバツグンです。
●納豆昆布タラコおにぎり
【材料(4個分)】 ・納豆昆布 8g ・タラコ 1/2腹(40g) ・水 大さじ1 ・ゴマ油 小さじ1/2 ・いりゴマ(金または白) 大さじ1/2 ・温かいご飯 400g ・手塩水(熱湯大さじ1と塩小さじ1を混ぜ合わせ粗熱をとったもの) 適量 ・焼きのり(4等分に帯状に切る) 全形1枚
【つくり方】
(1) 納豆昆布は細かくほぐし、分量の水を混ぜる。タラコは薄皮を除く。 (2) (1)の納豆昆布にタラコとゴマ油、ゴマを加えて混ぜる。 (3) 茶碗にご飯50gを入れて中央をくぼませる。(2)の1/4量弱を入れてご飯50gをのせ、手塩水をつけてにぎる。残りも同様ににぎる。 (4) (3)にのりを巻き、残った具をのせる。 [1個分184kcal] 【ワンポイントメモ】 納豆昆布は水を混ぜると水溶性の食物繊維を取り込みやすくなります。脳のビタミンとも呼ばれる「ビタミンB12」を含んだタラコと合わせて、幸せホルモン効果も。
ショウガ・ニンニク・納豆でスタミナがつく!
納豆はタンパク質も食物繊維もとれる優秀食品。豚肉の動物性タンパク質とダブルでとれるから、持続性もアップ。ネギを加えると、ビタミンB1の吸収をよくする硫化アリルも摂取できます。
●納豆と豚ひき肉の香味炒めおにぎり
【材料(4個分)】 ・納豆 1パック(40g) ・豚赤身ひき肉 100g ・酒 大さじ1/2 ・A[しょうゆ小さじ2 砂糖小さじ1] ・万能ネギ 3本 ・サラダ油 小さじ1 ・ショウガ、ニンニク(各みじん切り) 各1かけ ・温かいご飯 400g ・手塩水(熱湯大さじ1と塩小さじ1を混ぜ合わせ粗熱をとったもの) 適量 ・焼きのり(4等分に帯状に切る) 全形1枚