姫路にパトレイバーがやってきた・夜は城とライトアップ
パトレイバーを見ると感慨深いと話す青春ラジメニアの岩崎和夫アナウンサー THE PAGE大阪
アニメ「機動警察パトレイバー」の実写映画プロジェクト「THE NEXT GENERATION パトレイバー」で使用されている実物大「98式AVイングラム」のデッキアップイベントが15日、兵庫県姫路市本町の家老屋敷跡公園で行われた。午前11時から4回にわたり行われたが、平日にもかかわらず多くの人が詰め掛けた。中でも午後6時から行われた回は、姫路城とともにライトアップされた「白の競演」が見られるとあって、多くの人が詰め掛けた。午後には兵庫県のラジオ局「ラジオ関西」で1989年から放送されている「青春ラジメニア」のパーソナリティ、岩崎和夫アナウンサー(61)の姿も。パトレイバーを見るたびに感慨深いと話す岩崎アナにその理由を聞いてみた。
岩崎アナ「ラジメニア放送開始時を思い出す」
「いやぁ新長田のデッキアップに行けなかったんで、今回はなんとかきました」と話す岩崎アナ。岡山県内での仕事へ向かう途中にイベントに駆けつけたという。デッキアップされたイングラムを見た瞬間に、開口一番「いやぁ感慨深いですわ」と話す。 青春ラジメニアの放送が始まったのは1989年4月1日。岩崎アナは「アニメの番組をこれからどうやっていこうか」と模索しながら同番組を放送していた時に、奇しくもその年の10月からテレビでは「機動警察パトレイバー ON TELEVISION」が放送されていた。 「ラジメニアは、アニソンをフルでかける番組。もちろん、このパトレイバーの話題も多く、当時の主題歌のリクエストも多かった」と振り返る。また、パトレイバーがどのようなものかは、当時、パトレイバーのOVAやテレビ版の主題歌を歌っていた歌手の笠原弘子さんから「これはパトロールレイバーという意味ですよ」と教わったという。 そんな思い出のアニメが、今は実写となり、ここ関西で何度もデッキアップを繰り返しては話題を呼んでいる。岩崎アナは「これを見るたびに初々しくやっていた番組開始当時のことを思い出すんですわ。26年もたって、まさか実写でこんなに盛り上がるとは」と言い、写真撮影を繰り返していた。