【実録】「月謝6000円なら…」と気軽に子どもにピアノを習わせてみたら、意外とかかったお金の話。数分の発表会に「2万円」! 電子ピアノはNG!? 筆者が感じた“想定外の出費”とは
子どもに習い事をさせていますか? 親としては子どもの「やりたい!」という意思を尊重したい反面、月謝が悩ましいのが正直なところ、という家庭も多いのではないでしょうか。 本記事では、気軽にピアノを習わせ始めた筆者に生じた予想外の出費の数々を紹介します。「そんなことも知らないで始めたの?」と笑われるかもしれませんが、これからピアノを習わせようか検討している人の参考になれば幸いです。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
ピアノ教室の月謝はいくら?
ピアノ教室の月謝は高いイメージがありませんか? しかし、一概にそうとは言えず、大手ピアノ教室、個人教室などで金額の幅があります。お住まいの地域にもよりますが、筆者のエリアでは個人教室の方が断然安いです。 まずは大手ピアノ教室の月謝ですが、「ヤマハ音楽教室」を見てみましょう。ヤマハ音楽教室の小学校1年生から3年生を対象としたコースでは、グループレッスン月3回(1回60分)+個人レッスン月1回(1回30分)を選択した場合、1万1110円~1万1990円となっています。個人レッスンを3回にした場合は1万6610円~1万7710円に上がります。 これに対して筆者が選んだ個人教室の月謝は6000円で、月4回の個人レッスン(1回45分)、うち10分程は歌のレッスンもしてくれるところでした。ヤマハ音楽教室と同じ回数であるにもかかわらず月謝は約半額、さらにすべて個人レッスンということもあり、気軽に始めたわけです。
想定外の出費の数々
該当のピアノ教室には、事前に体験レッスンと話を聞きに行きましたが、お金に関することは月謝が6000円だということ以外の説明はありませんでした。筆者から質問もしていません。これがいけなかったのです。それでは、筆者にとって想定外だった出費を紹介します。 ■教材費が月1000円 月謝のほかに教材費がかかることは想定の範囲内でしたが、まさか2ヶ月に1回2000円程かかるとは思いませんでした。年間1万2000円なので、月謝に換算すると1000円プラスされるのと同じです。 ■発表会に年4万円 次にピアノの発表会が行われるたびに、教室に支払う参加費です。これが1回あたり2万円、年2回あるので年4万円でした。月謝に換算すると3000円強プラスされるのと同等です。 大きいホールを貸し切るからなのかもしれませんが、数分ほどのわが子の出番に対して支払うお金と考えると多いと感じてしまいました。もちろん、大舞台でピアノ演奏を披露する経験ができることや達成感などを育ててもらっていますが、それは公民館の小ホールでも同じなのではと思ってしまいます。 ■ピアノ購入費30万円 「ピアノを習うのだから、自宅にピアノは必要」だとは思っていました。しかし、予算10万円のはずが30万円のピアノを買うことになってしまったのです。電子ピアノは基本的にNGという先生の意向があったことが大きいです。子どもがピアノを10年続けたとして、年間3万円、月に換算すると2500円です。
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