コーンポタージュを感じる新作デザートカクテルも!? スタバ「ロースタリー 東京」のXmas
「スターバックス リザーブ(R) ロースタリー 東京」のホリデーシーズンがスタートした。「Coffee Tree Wonder(コーヒーがつなぐ、クリスマスの幸せ)」をテーマにした斬新なビバレッジや、インスタレーションが登場している。ということで、気になる記者はさっそく現地へ遊びに行ってきた。 【写真】トップにはコーンポタージュ風味のホイップクリームが!?3階の「アリビアーモ バー」で提供する「アリビアーモ フローズン エスプレッソ カスタード」 同店には、イノベーティブな味わいに楽しい驚きを添えたホリデービバレッジが3品登場している。特に話題になりそうなのが、3階の「アリビアーモ(TM) バー」で提供する「アリビアーモ フローズン エスプレッソ カスタード」(2200円 イートインのみ ※同フレーバーでアルコール不使用のスピリットフリーカクテルも用意)。 卵のリキュールを使ったイタリアの冬の定番ホットカクテル「ボンバルディーノ」を、誰にでも親しみやすいよう、冷たいデザートカクテルに仕立てたのだという。ブランデーとカスタードクリームにエスプレッソを合わせることで、甘く優しい口当たりの中に、豊かな香りと苦味を感じることができる。 そして“意外な隠し味”として使用されているものに注目したい。なんと、コーンポタージュの風味を効かせたホイップクリームがトッピングされていたのだ。周囲のプレス陣の中には、このコーンポタージュ感をキャッチした派と、していない派がいたが、記者はしっかりとキャッチ!ホッとするようなコーンの甘みとポタージュスープの塩気が、主張し過ぎることなくデザートカクテルに寄り添い、初めて飲む味わいなのにクセになる…そんな風味に仕上がっていた。また、クッキーストローも添えられており、遊び心たっぷり。こちらもおいしく、パリパリと楽しんでいたら、ビバレッジより先になくなってしまった。 大人気だったのが、2階の「ティバーナ(TM) バー」で提供する「京都和紅茶 ティー ラテ」(イートイン1100円 テイクアウト1080円)。同ビバレッジには、みかんの産地として有名な高知県で栽培する「土佐ベルガモット」を使用。豊かな香りが漂い、華やかな一杯だ。さらに、京都産和紅茶の穏やかな香りと柔らかな甘みを活かしつつ、アクセントとして加えたというハニームースもポイントに。国産素材で作り上げた、リッチなアールグレイのティーラテに仕上がっていた。 ホリデービバレッジ3品目は、アイリッシュ コーヒー(アイリッシュウイスキーをベースにコーヒー、砂糖、生クリームを加えたホットカクテル)をイメージした「ウィンター ラム レーズン アイリッシュ コーヒー」(イートイン1100円 テイクアウト1080円 ※アルコールは不使用)。こちらは、コーヒーの知識や情熱を競い合う社内競技会「コーヒー アンバサダー カップ 2023」にて、全国6万人のスターバックス バリスタの頂点に輝いた第18代「コーヒー アンバサダー」の下出伸喜さんが開発したコーヒービバレッジ。エスプレッソとラムレーズンソース、オールスパイスなどを用いて、「アイリッシュ コーヒーのような味わいを表現した」という。仕上げには、下出さんが勤務する札幌に舞い散る雪をイメージし、ラムレーズンムースフォームをプラス。全体に感じられるオールスパイスの豊かな風味が、まるでお酒のような芳醇な香りを生み出し、寒い冬に心も体もじんわりと温めてくれる。 ホリデービバレッジを飲みながら、デジタル技術を駆使したレーザーイルミネーションと、コーヒーの木をモチーフとしたホリデー コーヒー ツリーで、この時季だけのインスタレーションも楽しみたい。天井に映し出されるレーザーイルミネーションでは、サンタクロースやコーヒー生産地の動物が“クリスマスの夜にコーヒーを楽しむ様子”を表現。館内に設置された計5台のレーザームービングライトからイラストを投影し、店内をキラキラと輝かせる。また、高さ3.5メートルの大きなホリデー コーヒー ツリーでも、ホワイトやレッドに変化するLEDライトが輝きを放ち、来店客をホリデーシーズンに誘う。ツリーには、ロースタリー 東京で役目を終えたコーヒー豆袋を活用した約2000枚の葉が付いているので、ディテールまでぜひチェックしてみてほしい。 取材・文=平井あゆみ ※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。