他人の期待に応えてばかりの「いい人キャラ」をやめられる一つの問い
なりたい自分が見つかるたった一つの質問
自分の価値を自分で決めることも、「いい人をやめる」宣言において重要なポイントです。他人の目や社会的な評価に振りまわされることなく、自分は何を価値があると感じるのか、自分の幸せとは何かを自分自身で定義します。 他人からの承認を追い求めるのではなく、自分自身の心に正直に生きることで、本当の自分を見つけ出し、自分らしい幸せをつかむことができるでしょう。自分自身を愛し、尊重することで、より豊かな人生を歩むことができます。 ここで一つ、質問です。 「あなたは、どんな自分が好きですか?」 この質問をすることは、自分自身を深く掘り下げ、内面を見つめ直す機会になります。 私が好きな自分は、何事にも好奇心を持ち、新しいことに挑戦する勇気がある自分です。未知のことに足を踏み入れるときのドキドキ感、そして、それを乗り越えたときの達成感は、自分自身をより成長させてくれると感じます。 また、他人に優しくできる自分も大切に思っています。誰かの役に立つことができたとき、または誰かを少しでも笑顔にできたとき、その瞬間の温あたたかさが心に深く残ります。自分自身と他人の間にある「つながり」を感じられる自分が好きです。 失敗を恐れず、失敗から学び、立ち直ろうとする自分も尊敬しています。完璧を求めることなく、自分の不完全さを受け入れられるとき、人生はより豊かで柔軟なものになると感じるからです。自分を表現することを恐れない自分も、とても大切にしています。 自分の思いや考えを素直に伝えられる自分は、他人との深い関係を築く基盤となります。自分らしさを大切にし、それをまわりの人たちにも受け入れてもらえるとき、真のつながりが生まれると信じています。 最後に、常に学び続ける自分を愛しています。知識を深めたり、新しいスキルを身につけたりすることで、自分の世界が広がっていくのを感じるからです。好奇心を持ち続け、常に成長しようとする姿勢は、自分自身を刺激し、人生を豊かにする源泉です。 これらすべての側面を持つ自分が、私が最も好きな自分です。自分の内面と向き合い、自分の価値を認め、受け入れること。それが自己肯定感を上げ、自分を好きになる秘訣だと思います。
中島輝(心理カウンセラー)