【紫苑S】5番人気クリスマスパレードが驚異のレコードで重賞初制覇 新婚・石川が会心V「この先明るい未来が待っている」
「紫苑S・G2」(7日、中山) 秋競馬の開幕を飾る3歳牝馬の戦いを制したのは、5番人気のクリスマスパレード(牝3歳、美浦・加藤士)。道中は2番手を追走し、直線入り口で早めに先頭へ。最後まで脚色が鈍ることなく、1分56秒6という驚異的なレコードタイムで重賞初制覇を果たした。 Vへと導いた石川は、8月の結婚発表後初めての重賞タイトル。「すごく馬場状態が良くて、(レコードが)出そうな馬場だと分かっていましたが、びっくりしましたね。まだ気性の幼いところが多少ありますが、そのあたりは厩舎サイドがしっかり調整してくれていますし、この先、明るい未来が待っているのかなと思います」と会心の騎乗に笑みを浮かべた。 2着は3番人気のミアネーロ。1番人気のボンドガールは猛追及ばず3着まで。上位3頭が秋華賞(10月13日・京都)の優先出走権を獲得した。