このうな重、ド迫力!屈指の名店『満る岡』は『のぼうの城』の城下町で愛されて150年
全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、1875(明治8)年創業の老舗、埼玉・行田のうなぎ店『満(ま)る岡』です。 【画像ギャラリー】特大うなぎの迫力に圧倒される!丁寧に焼き上げられた香ばしさがたまらない
特大うなぎの迫力に圧倒される
ここ行田は『のぼうの城』の舞台となった城下町。店のすぐ横を流れる川にはかつて堰があり、飛脚や旅人の憩いの場だったそうな。そこで酒をふるまうようになり、やがて川魚料理の店へと発展した。梁を残しながら改装した築150年を超える店内の風情が昔の面影を伝えている。 うな重(特大)4730円 そんな店のうな重(特大)は、フタを開けたそばから迫力に圧倒されてしまった。分厚く立派な身が重なり合ってお重に敷き詰められているではないか。ガブッとやれば口中がうなぎで満たされる幸せにしばし恍惚。甘さを抑えたタレもいい塩梅で、身にたくわえた脂のコクを引き立てている。 ふと窓の外に目をやれば、緑が鮮やかな中庭も。鯉のあらいなんかをつまみに酒盃を傾けつつ、ゆったりうな重の到着を待つことにしよう。 店主の市原祥さん「行田の観光スポットも『忍城』もすぐ近くです」
行田『満る岡』
[住所]埼玉県行田市城西4-6-21 [電話]048-554-2263 [営業時間]11時~14時半(14時LO)、17時~21時(20時LO) [休日]火 [交通]秩父鉄道秩父本線持田駅から徒歩3分 おとなの週末2024年12月号は「秋の神楽坂」 撮影/小島昇、取材/菜々山いく子 ※2024年8月号発売時点の情報です。 …つづく『【店舗情報】うなぎの名店 「東京」 「千葉」 「横浜」 「小田原」 「川崎」 …この夏の 《絶品》 が食べられるお店』では、覆面調査隊が味、技術、サービスなどすべてを加味した上で、自信を持っておすすめできる極上の店を実食レポートしています。