【2025年度入試】大学入試の基礎知識 「大学入学共通テスト」とは?日程・時間割などを解説!
Q.求められる力や難易度は?
【A.「知識を使いこなす力」が求められる 「情報」は解くスピードが問われる】 基本的には、教科書を土台とした基礎・基本の知識が前提となっています。 ただし、たとえば教科知識を活用しながら複数の資料を読み解いて考察する問題なども多数出題されます。 つまり、知識を身に付けておくだけでなく、「知識を使いこなす力」が求められているのです。 また教科・科目に限らず、2020年度入試まで実施されていた「センター試験」と比べて問題冊子のページ数が増えており、読解力が問われる傾向が強まっています。 さらに、図やグラフなどの多様な資料や、資料をもとにした会話文なども出題されているのも大きな特徴です。 問題文や資料から必要な情報を的確にピックアップし、そのうえで「知識を使いこなす力」を駆使して問題を解く必要があるのです。 ただし、「知識を使いこなす力」が問われるといっても、必要以上に心配することはありません。 共通テストの問題は、高校3年間で学習する知識・技能をベースに作成されているからです。 ですから基本的には、毎日の予習・復習や定期テスト対策を通じて、授業で習った知識を確実に身に付けておくことが大切です。 そこに共通テスト対策としてプラスしたいのは、日々の学習の中で持った疑問を深掘りして考えたり、学んだ内容に関連する知識を調べたりする習慣を身に付けることです。 主体的な姿勢で学び続けることで、お子さまは入試に必要な「知識を使いこなす力」を着々と伸ばせます。 また、2025年度入試の共通テストからは新教科「情報」も課されます。 大学入試センターが公開している試作問題を進研ゼミの編集者が解いてみたところ、「初見の資料をもとに、その場で考えて解答していく必要がある」「処理スピードが問われる」といった傾向が読みとれました。 「ベネッセ教育情報」でお伝えする対策などを参考にしながら、着実に対策していくようお子さまにすすめてあげるとよいですね。