【2025年度入試】大学入試の基礎知識 「大学入学共通テスト」とは?日程・時間割などを解説!
Q.2025年度入試の教科・科目数と時間割は?
【A.受験する大学によって教科・科目数が変わる 1日目に文系教科、2日目に理系教科の試験を実施】 2025年度入試の共通テストからは、新教科「情報」を加えた7教科21科目に変更され、受験予定の大学が指定する教科・科目を受験します。 「地理歴史」「公民」では、出題科目が大きく再編されるほか、数学2では「数学Ⅱ、数学B、数学C」が1科目となり試験時間が延長されます。国語でも試験時間延長があるほか、問題構成・配点が変更されます。 変更点は大学入試センターのWebサイトで確認できるので、チェックしてみましょう。 また、お子さまが受験する年度になったら、共通テストの「受験案内」冊子で最新情報を必ずご確認ください。 時間割としては、1日目に文系教科(地理歴史・公民、国語、外国語)、2日目に理系教科(理科、数学1、数学2、情報)の試験が行われます。 ちなみに2025年度入試の本試験の時間割は次のとおりです。 休み時間が長いことや、終了時刻が夕方以降になることなどを押さえておくと、お子さまに「共通テストは長丁場だから体力をつけておくといいね」などとアドバイスを送れそうですね。
Q.解答形式は?
【A.すべてマークシート方式】 共通テストの解答方式は、すべてマークシート方式です。 マークシートを塗るのに使えるのは、黒鉛筆のみと決められています。 テスト本番では、メモや計算にシャープペンシルを使用することは認められていますが、シートを塗るのに使うことはできないのでご注意ください。 なお、国公立大志望のお子さまは、共通テスト後の自己採点結果をもとに「どの国公立大に出願するか」を決めることになります。 そのため、問題用紙に「自分が出した答えは何か」「選択肢の中からどの解答を選んだか」をわかるようにしておくことが求められます。 お子さまが高1・2のうちから「模試の時から鉛筆で解答する練習をしておくといいかもね」「自己採点するのに必要だから解答のメモを忘れないようにね」と伝えていくのもおすすめです。