「原発依存度低減の方針に変わりなし」松野官房長官が会見6月3日(全文)
チュニジア外相表敬訪問の意義は
TBSテレビ:TBSテレビ、森川です。話題変わりまして、チュニジア外相の表敬訪問についてお伺いいたします。本日午前、チュニジアのジェランディ外相の表敬訪問の中で、TICAD8に向けた教育について、長官と意見交換が行われました。本日の表敬の意義についてお伺いいたします。また、外相からはTICAD8に際した岸田総理のチュジニア訪問を求める大統領親書が送られました。この要請に対する政府の方針をお伺いいたします。 松野:本日午前、私は訪日中のジェランディチュニジア外務大臣の表敬をお受けしました。面会においては本年8月下旬に開催予定のTICAD8に向けて、両国が緊密に連携していくことを確認いたしました。また、ウクライナ情勢や拉致問題を含む北朝鮮情勢などの地域情勢についても意見交換を行い、連携して対応していくことで一致をいたしました。また、本面会においてジェランディ大臣から、サイードチュニジア大統領発、岸田総理大臣宛ての親書をいただき、TICAD8の機会における総理のチュニジア公式訪問の招待がなされました。 TICAD8については引き続き、新型コロナウイルスの感染状況等を踏まえる必要がありますが、諸般の事情が許せば、チュニジアの首都チュニスにおいて本体会合およびビジネスフォーラムを対面で開催する予定であります。また、総理の出張についても現時点で予断することはできませんが、総理は諸般の事情が許せばチュニジアを訪問し、TICAD8に出席する予定であり、実りある成果が得られることを期待しています。
Go To トラベル再開時期を含め、政府の検討状況は
時事通信:時事通信の川上です。話題変わります。Go To トラベルについて伺います。政府は6月1日から水際対策を緩和し、入国者数の上限を2万人に引き上げました。10日からは外国人観光客の受け入れを再開する方針です。一方、国内の観光需要喚起策のGo To トラベルは2020年末から停止されたままで、これまで自民党からは早期再開を求める提言などが政府に提出されています。Go To トラベルの再開時期を含め、政府の検討状況を教えてください。 松野:現在、観光需要喚起策として、県民割支援の対象に隣接県や地域ブロックを追加し、需要喚起の取り組みへの支援を講じているところであります。全国一律に観光需要の底上げを図るGo To トラベル事業の実施については、今後の感染状況等を見極めつつ、専門家の意見も伺って、引き続き担当省庁において注意深く検討していくものと承知をしております。