「原発依存度低減の方針に変わりなし」松野官房長官が会見6月3日(全文)
災害への備えについて思うことは
安積:フリーランスの安積です。午前、たぶん質問が出てなかったと思いますので、午後に質問します。3.11の東日本大震災、それから阪神・淡路大震災に並んで、31年前の6月3日に発生した雲仙普賢岳の火砕流というのは、日本にとっては非情な天災、天災というか災害の危険というのを実感した災害だったと思います。死者40人、行方不明3人、負傷者9人という被害者を発生したわけなんですけれども、これについてあらためて災害についての準備とか、そういった思っているところをちょっといただけますでしょうか。 松野:ご指摘のありました災害に関しては、近年における極めて大きな災害でありますし、火山に関わる事故の中においても、さまざまな防災に対する教訓を得たものでありました。まず第一には、あらためて被害に遭った皆さまや地域の方々にお悔やみ、お見舞いを申し上げることからでありますけれども、そういった過去の災害事例というのをしっかりと検証しながら生かしていきたいと考えております。
細田衆院議長は説明責任を果たすべきか
日本テレビ:日本テレビ、高柳です。話題変わります。立憲民主党は細田衆議院議長に対する不信任決議案を提出する方向で調整に入っています。国会のことではありますが、政府の受け止めをお願いします。また、与党からも細田議長に対する説明責任を求める声が上がっていますが、説明責任を果たすべきとお考えか教えてください。 松野:衆議院議長に関する報道や政党における動きについて、行政府の立場でコメントをすることは差し控えたいと思います。
立民は内閣不信任決議案提出の調整中。受け止めを
毎日新聞:関連で、毎日新聞の村尾です。立憲民主党は議長不信任案に加えて、岸田文雄内閣に対する不信任決議案も9日に提出する方向で調整を進めているとのことで、理由としては政府の物価高騰対策が不十分などと挙げていますが、これについての受け止めをお願いします。 松野:現状において、今、ご指摘の不信任案等に関して、まだ発出されたものではございませんので、現状、政府としての立場で発言は控えさせていただきたいと思います。