【朝日杯FS・人気馬大敗の理由】トータルクラリティまさかの13着 北村友一「原因ははっきりしている」
[GⅠ朝日杯フューチュリティステークス=2024年12月15日(日曜)2歳、京都競馬場・芝外1600メートル] 伝統の2歳GⅠは5番人気のアドマイヤズームが勝利。新潟2歳Sの覇者で3番人気に推されたトータルクラリティ(牡・池添)だったが、好位を追走しながら直線では全く伸びず、2秒0差の13着というまさかの大敗を喫した。 3か月半ぶりの実戦でプラス12キロとスケールアップして登場した夏の新潟2歳王者。連勝した2戦と同様、スッと好位を確保したが、前進気勢が旺盛で鞍上・北村友がやや折り合いに苦しむシーンも見られた。4コーナーを回って内のミュージアムマイルに進路を奪われるような形になると、そこからは退く一方。初のGⅠは苦い結末となった。 北村友は「ずっと(ハミを)かんでしまって…。外からのプレッシャーがあって、リラックスするところをつくれませんでした。原因ははっきりしているので、修正して力を発揮できるようにしていきたいですね」と巻き返しを誓っていた。
東スポ競馬編集部