愛知県・大村知事が定例会見4月18日(全文1)「あいちプロジェクトブック2030」で愛知の魅力をPR
この1カ月間の感染状況の受け止めを
中京テレビ:中京テレビの【ナカヤマ 00:15:02】です。新型コロナについてですが、間もなくまん延防止等重点措置が解除されて1カ月を迎えることになりますが、この1カ月間のコロナの感染状況の受け止めと、このまま連休を迎えると思いますが、そこについての県民への呼び掛けなどあればお願いします。 大村:いや、ちょうどまん延防止等重点措置が解除になって1カ月、もうすぐ1カ月ということでありますが、なかなか厳しい状況だというふうに考えております。ここ数日は、すいませんね、ちょっと、ごろごろして。この数日は300、400という形で少し減っておりますが、やはり基本、3月の半ばがだいたい2100ぐらい、7日平均だったのが、2700ぐらいまで増えて、またちょっとここにきて減ってきているということもございますが、正直言って下げ止まり、下げ止まり状況であります。 やはりオミクロン株、非常に感染力の強いオミクロン株が広がっている。直近の数値でも、愛知県でも60%でありまして、大阪70、東京80ですかね。ということで連休前にはほぼほぼ置き換わるだろうというふうにいわれております。そういう感染力の強いオミクロン株のBA.2が広がっていることと、現役世代、20代、30代の方中心に、若年層のワクチン接種がまだ30%ぐらいだということ、それから、5歳から11歳の小児の接種が8%ぐらいだということで、高齢者はもう90%近いワクチン接種になっておりますので、そういう意味では重症化、重篤化する人は少なくなり、亡くなる方も相当減ってきたということは事実であります。
感染防止対策徹底とワクチン接種加速を
高齢者のクラスターもだいぶ減ったということもありますが、やはり現役世代の若い方、子供さんでワクチン接種が進んでいかない。そしてその中で感染力の強いオミクロン株、BA.2が広がっているということで、これはやはり、感染症、病気の話でありますから、とにかく客観的なデータが積み重なれば、そういった形で結果も出てくるということではないかというふうに思っております。 ということでありますので、私どもとしては、少し減少気味になってきたということはいい兆候だと思いますが、ただ、やはりこれをさらに減らしていくためには若い世代の方にぜひともワクチン接種を、一人でも多くの方に一日でも早く打っていただくということをお願いして、そして感染防止対策の徹底と併せて、このコロナの感染症を抑え込んでいきたいというふうに考えております。ぜひともよろしくお願いをします。 ということで愛知県は引き続き、まん延防止等重点措置は解除の区切りになりましたが、厳重警戒、厳重警戒ということで引き続き警戒をしていただきたい。感染防止対策の徹底とワクチン接種の加速をぜひともお願いしたいということを申し上げておりますので、何卒よろしくお願いを申し上げます。はい。