イスラエル軍が国連学校爆撃 女性と子ども含む34人が死亡
ガザ、パレスチナ自治区、9月12日 (AP) ― 域内難民が避難しているパレスチナ自治区ガザ中部にある国連学校をイスラエルが爆撃、女性と子ども19人を含む34人が死亡した。現地のアウダ病院関係者が9月11日、明らかにした。 イスラエル軍は、ヌセイラット難民キャンプの国連学校内部で、攻撃を企画していたイスラム武装組織ハマスを標的とした攻撃だったと発表している。 イスラエル軍によるガザ地区侵攻と避難命令で、住む家を追われた数十万人のパレスチナ人が、ガザ地区各地にある学校に身を寄せている。 11日に爆撃を受けたアル・ジャウニ男子予備校は、国連パレスチナ難民救済事業機関 UNWRAが、ガザ地区内で運営している学校の一つで、開戦以降何度も空爆を受けている。 イスラエルは、ガザ地区を実効支配しているハマスがこれらの学校を利用しているとして、頻繁に爆撃を繰り返しており、爆撃で民間人に犠牲者が出たことについては、テロ組織が民間の施設を拠点としており、民間人に交じってイスラエル軍に攻撃を繰り返すためだと主張している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)