ゴールドバーグ・ポリン氏の葬儀 エルサレムに数千人が集う
エルサレム、イスラエル、9月3日 (AP) ― パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム武装組織ハマスの手から、人質を解放する闘いの象徴ともなったイスラエル系米国人家族が9月2日、殺害された息子の遺体を埋葬した。 ハーシュ・ゴールドバーグ・ポリン氏(23)は、ガザ地区でイスラエル軍部隊が近づきつつあるときに、テロリストに殺害されたといわれている。 ゴールドバーグ・ポリン氏の葬儀を前に、エルサレムの墓地には数千人が集い、その多くがイスラエル国旗や、ゴールドバーグ・ポリン氏が熱心なサポーターだったサッカーチームの旗を振っていた。 イスラエル軍は8月31日、ガザ地区南部の地下トンネルで、ゴールドバーグ・ポリン氏を含む6人の人質の遺体を発見したと発表した。 ハマスの手からゴールドバーグ・ポリン氏を含む人質を解放する闘いで、同氏の家族はバイデン米大統領やローマ教皇などに謁見し、国連総会ですべての人質の解放を訴え、人質解放の象徴的存在だった。 (日本語翻訳・編集 アフロ)