GK山本海人が21年間の現役生活に終止符「6回の手術や準優勝ばかりの現役生活でしたが…」清水時代には日本代表に初招集
福島ユナイテッドFCは10日、GK山本海人の2024シーズンでの現役引退を発表した。 【2025】Jリーグ新体制まとめ | J1全20クラブの背番号・メンバー一覧 現在39歳の山本は、2004年にトップチーム昇格を果たして清水エスパルスでプロデビュー。2008年から出場機会を増やすと、デビューには至らなかったものの、2009年10月に岡田武史監督率いる日本代表に招集。2013年にはヴィッセル神戸に完全移籍し、4年間したプレーした後に、2017年にジェフユナイテッド千葉に。その後は横浜FC、ロアッソ熊本を経て、2021年に福島入り。以降はチームの守護神として活躍してきたが、昨季は明治安田J3リーグ2試合の出場に留まっていた。 キャリア通算では、J1リーグ通算118試合、J2リーグ通算27試合、J3リーグ通算129試合に出場した。 21年間の現役生活に終止符を打つ決断を下した山本は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「2024シーズンをもって、現役から退く決断をいたしました」 「人生の半分以上である21年間、プロサッカー選手としてプレーできたことを、とてもうれしく思います。充実した楽しい時間でした。 尊敬する両親と兄、愛する妻と息子は、私にとって大きな支えでした。幼い時からサッカー小僧で迷惑ばかりかけていたので、これからはゆっくり恩返しをしていきたいと思います」 「また、お世話になったクラブ、指導者、仲間、ファン、サポーターのみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。サッカーを通して、貴重な経験と多くの思い出ができました。本当にありがとうございました。自分自身がここまで成長できたのは、多くの方々の助けや期待があったからこそだと思っています。これからもサッカー人として、何かしらの形で貢献していけたらと思いますので、今後ともよろしくお願いします」 「6回の手術や準優勝ばかりの現役生活でしたが、常にサッカーに愛情を注ぎ、全力で取り組むことができました。うれしかったことも悔しかったことも、全てが私の財産です。長い間、本当にお世話になりました。またいつの日か笑顔でお会いしましょう」