会見に臨むジャーメイン（左から2人目）ら新入団選手。左端は久保社長、右端は雨野強化本部長

　J1サンフレッチェ広島は10日、広島市中区のエディオンピースウイング広島で新加入7選手の入団会見を開いた。磐田から加入したFWジャーメイン良をはじめ、湘南のMF田中聡、札幌のMF菅大輝、横浜FCのMF井上潮音、明大から加わったFW中村草太、早大のGKヒル袈依廉、広島ユースからトップ昇格したFW井上愛簾が意気込みを語った。 サンフレ2024年　J1リーグ戦全72ゴール【スライドショー】 　昨季J1で日本人最多の19得点を挙げたジャーメインは「広島のスタイルにフィットできると思う。今季は20点以上取って、得点王を取る」と力を込めた。田中は「昨季対戦して一番強いチームだった。中盤はうまい選手が多いので、強みの守備を出したい」と決意を語った。 　菅は「初めての移籍で不安。左足のパンチ力あるシュートを見てほしい」とアピール。井上潮は「攻撃で決定的な仕事を増やし、ポジション争いに加わる」と誓った。 　大卒新人は2人。大学ナンバーワンアタッカーと称される中村は「ゴールは2桁を目指す。まずはチャンスをもらえるよう、練習からがむしゃらにやりたい」と見据えた。GKヒルは「同じ鹿児島県出身の大迫選手から吸収し、いずれは超えたい」と宣言した。昨季4試合に出場し、2アシストした井上愛は「昨季以上にぎらぎら全開で、2桁得点を目指す」と負けん気を見せた。