シリーズ「こどものミライ」発達障害の未就学児の受け皿が足りない 特性に合った専門家の支援を 福岡
全国の児童発達支援事業所は、10年前からおよそ4倍に急増しています。数が増えるとともに「遊ばせて見守るだけ」など、適切とは言いがたい運営実態も一部の事業所で指摘されています。 ■九州大学病院 児童精神科医・山下洋 特任准教授 「専門性の高さをすべての事業所に求めるとなると難しい。人が足りない。ニーズとサービスのミスマッチの状況は常に1年ごととか再検討しながら、急ぐ必要があれば、人を増やす手だても考えていかないといけない。」 なおきくんには2歳の妹がいます。妹も発語がなく、4月、医師から「自閉スペクトラム症はほぼ確定」と診断されました。 ■濱田さん 「この子もいずれは(児童発達支援施設に)通わせたいと思うけど、今から入れるかなって不安があります。」 急増する発達障害児。子どもたちが生きやすく成長していけるよう、数と質の両輪で受け皿を整備していくことが求められています。
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