東証グロース市場に新規上場するビジュアルマーケティング支援のvisumoとは
ビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo」を提供するvisumo(ビジュモ)は12月26日、東証グロース市場に株式を新規上場する。東京証券取引所が11月22日、新規上場を承認した。 visumoは社ソフトクリエイトホールディングスの子会社で、設立は2019年。ECサイト構築プラットフォームを提供するecbeingのビジュアルマーケティングプラットフォーム事業を会社分割により承継した。
「visumo」はビジュアルデータを一元管理できるSaaS型のビジュアルマーケティングプラットフォーム。Instagram連携UGC活用機能、ビジュアルコンテンツのAIレコメンド機能、動画接客機能、スタッフ投稿機能、SNSライクなユーザー体験を提供できる各種テンプレートなど、ビジュアルでサイトのCVR・回遊率・滞在時間等を向上させるための機能を実装している。
2024年9月末時点での「visumo」の累計導入社数は800社超、アクティブ社数は649社。そのうち「アパレル」の導入が最多で31.6%を占めており、次に「食品・健康食品」が15.3%、「家具・インテリア」が14.2%と続いている。アクティブ社数のうち57.5%が、売上高30億円以上の企業となっている。
2024年3月期の業績は、売上高が前期比30.0%増の6億7886万円、営業利益は同37.2%増の1865万円、経常利益は同54.5%増の1985万円、当期純利益は同28.8%増となる1233万円だった。 visumoの従業員数は2024年10月31日現在で35人。そのうち派遣社員やパートタイマーなどの臨時雇用者数は8人。平均年齢は31.9歳で、平均勤続年数は1年9か月。平均年間給与は549万9971円。 なお、新規上場によって調達する資金は、サービス品質や性能を向上するためのエンジニア職、販促や提案力などを向上させるためのビジネス職の採用費、増加人件費に充当する予定。