「ポケポケ」爆ヒット DeNAのゲーム事業は四半期の売上収益が2倍超に、“課金総額”は850億円超の見通し
DeNAは12月26日、2025年3月期(24年4月~25年3月)の連結業績予想において、ゲーム事業の業績が大幅に上振れる見込みを発表した。スマートフォンゲーム「Pokemon Trading Card Game Pocket」(ポケポケ)のヒットによるものという。10月から12月にかけたゲーム事業のユーザー消費額が850億円を、このうちDeNAの売上収益が250億円を超える見通しも明らかにした。 【画像】「ポケポケ」大ヒットの影響は ゲーム事業全体のユーザー消費額と売上収益の推移 ゲーム事業は24年3月期から25年3月期第2四半期(4月1日~9月30日)まで、各四半期のユーザー消費額が203億~284億円、売上収益が112億~149億円の間を推移していた。各四半期とポケポケをリリースした25年3月期第3四半期を比べると、ユーザー消費額は3倍以上、売上収益は2倍以上に伸びる見通し。 業績予想の詳細な値は合理的な算出が難しいとして開示していないが、25年3月期通期の業績は前期比で増収・増益となる見込みという。 ポケポケは10月末にリリース。ポケモンカードを手軽にコレクションできる基本プレイ無料のゲームアプリで、12月12日には世界累計でのダウンロード数が6000万を突破するなど人気を博している。 【訂正:2024年12月26日午後6時50分】 当初「ポケポケのユーザー消費額が850億円を、このうちDeNAが受け取る売上収益が250億円を」としていましたが、正しくは「ゲーム事業のユーザー消費額が850億円を、このうちDeNAの売上収益が250億円を」だったため、表記を修正しました
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