小学校1年生が陥る可能性がある「小1プロブレム」とは? 親ができる対策とは
こんにちは!現役保育士ママのはるです。 4月から小学校入学を控えているママにとっても、新しく年長になる子を持つママにとっても、小学校入学というひとつのハードルに不安と期待が入り混じる時期ではないでしょうか。 64%の小学生ママがぶつかった「小1の壁」 みんなが"本当に苦労したこと"とは でも子どもたちは大丈夫!保育園では進学に向けて様々な取り組みを行っています。 今回は、子どもたちが期待を胸に未来へ大きく羽ばたいていけるように、保育園が年長クラスで取り組んでいる幼保小連携についてお話させていただきます。
小1プロブレムへの不安
小学校に入学してからの学校生活に馴染めず、授業中座っていられない、先生の話を聞けないといった行動を指す小1プロブレム。 未就学児のお子さんを持つフォロワーさんにアンケートをとったところ、不安がないと答えた人はなんとたったの1%。 約半数の保護者が小1プロブレムに不安を持っている結果となりました。 また、初めて小1プロブレムを聞いたというフォロワーさんも多数。まだまだ先のことと考えると、馴染みのない言葉かもしれませんが、お子さんの就学に向けて調べておくのもいいと思います。
幼保小連携ってなに?
幼保小連携の幼保小とは、幼稚園、保育園、小学校の頭文字をとったもの。 その名の通り幼稚園、保育園、小学校が連携することを指します。子どもたちの生活や学びの基盤を保障し、幼児期の教育と児童期の教育を円滑に接続し、支えていきます。 文部科学省からは、「幼保小の架け橋プログラム」という事業も行われており、令和4年度から19の自治体で採択されています。 子供に関わる大人が立場を越えて連携し、架け橋期(義務教育開始前後の5歳児から小学校1年生の2年間)にふさわしい主体的・対話的で深い学びの実現を図り、一人一人の多様性に配慮した上で全ての子供に学びや生活の基盤を育むことを目指すものです。
フォロワーさんに文部科学省の幼保小架け橋プログラムもを知っているかアンケートをとったところ、知っていると回答したのはわずか13パーセント。 保育園や幼稚園では就学に向けて様々なことを行っていますが、あまり周知はされていないのかなと感じました。 私が働いている園のある横浜市では年長児にパンフレットを配っていますが、それくらいしか周知する機会はないように思います。