30代半ばから婚活を始め、1000人の男性と出会った女性が、13歳年下の夫と結ばれるまで。「条件にとらわれすぎると、本当に相性の良い相手を見逃す」
◆気がつくと自分で出会いの幅を狭めている このような考えではない方でも、自分の好みのタイプや理想とする相手が誰しもあるはず。 ただ、「こういう人じゃないと無理」と出会う前から決めつけていると、それ以外の男性でも実はとても自分に合う相手だった……という“嬉しい誤算”を経験することもなくなります。自分で出会いの幅を狭めてしまうからです。 とはいえ、結婚相手を探すとなると、生活を共にするパートナーとなるわけですから、実際問題として経済力があった方がいい。一部の若い実業家のような方を除き、普通の会社員として考えれば、若ければ若いほどまだそれほど財力はない可能性が高いです。 さらに、年齢が若いと真剣に結婚を考えるよりも、恋愛がメインとなるのは自然なこと。 ということで、以前は私も結婚相手に年下という選択肢をあまり考えていなかったのですが、夫となった人は13歳年下でした。 出会った当時、私よりも年収が低く、まさか結婚相手になるとはまったく思っていませんでした。 ですが、条件とは違ったものの、初対面なのになぜか2人で仲良くしている映像が瞬時にそばに視(み)えたんです。 時々、宇宙からなのか、いつも守ってくれている存在からなのか、思いがけない方法でメッセージが送られてくる時があります。 見えないものはないものだとするタイプの方だと気づかないかもしれませんが、理屈では説明できない見えないものもあると考える方であれば、生きている中で受け取るさまざまなサインに気づくことがあるのではないでしょうか。
◆決めつけすぎない勇気 私の場合も、夫ただ一人にだけ、それまで出会った多くの男性では起こらなかった、ビジュアルとしてのメッセージが視えたことが鮮烈に心に残り、やはり最終的に恋人から伴侶に。 今では私より年収も高く、家族を支えてくれる頼もしい存在になりました。 もしも出会った時に、「絶対結婚なんて考える年齢じゃないでしょ」とか「年収も低いしちょっとないなあ」などと、当初の条件にこだわりすぎて決めつけていたら、今の幸せはありませんでした。 恋愛や結婚に限らず、仕事でも何でも、決めつけすぎない勇気も、時には必要だと感じます。 ※本稿は、『どうしても、結婚したかった。 1000人の男性と出会った私の婚活ラプソディー』(東京ニュース通信社)の一部を再編集したものです。
かわむらあみり
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