本田健「資本主義というパーティーの終わりに備えよう」…この世界の経済がめちゃくちゃ崩れる可能性「本当の暴落はこれから起きる」
誰も買わなくなった時点で資本主義のパーティーは終わる
不動産とは「値段が上がる」という確証がある時に買われます。「もう値段が上がらないかも」となった途端、急に誰も買わなくなるのです。だから誰も買わなくなった時点で資本主義のパーティーは終わるのです。たった1週間や2週間で、この世界の経済が一気に崩れる可能性が今あります。 だからこそお金のIQやEQが低い人は今年、投資をすることはおすすめしません。 ――トランプ次期大統領の就任後、トランプ氏はどんなことをするのでしょうか。 トランプさんって、何を言い出すかわからない人ですよね。何するかわからない人は、資本主義にとっては困る人です。ジョー・バイデン現大統領は失言が多かったですが、めちゃくちゃなことはしなかったですよね。 ところが、トランプさんはすでに中国からのほぼすべての輸入品に追加で10%、カナダやメキシコについては全ての輸入品に25%の追加関税を課すとしています。トランプさんはカナダのジャスティン・トルドー首相を「州知事」と呼びながら「カナダが米国の51番目の州となるのが良い」と強烈な皮肉を込めた発言をし、話題を呼びました。
日本はアメリカにとって優先度が低い
今現在、日本はアメリカにとって優先度が低いのであまり話題にはのぼってきていません。しかし、ちょっと何かあったら矛先が日本に向かう可能性は十分にあります。例えば「関税をかけてほしくなければ、在米アメリカ軍の経費は日本で持ってね」とか。何かしらのディールを仕掛けてくることでしょう。 常識では「そんなことはあり得ないだろう」と思うことが、これからドンドン出てくるのではないでしょうか。 ――不動産業界の雲行きの怪しさ以外に、危なさそうな業界はありますか 例えば新規の案件が止まっているので、デベロッパーは急速に仕事が減っています。商業ビルを建てるという需要が世界的に下がっています。そうなると鉄鋼の需要も下がります。 コンクリートや建設機器も下がり、そしてそういったものに対する投資も減ることになります。家具メーカーも、内装業者も全て需要が吹き飛ぶ可能性があります。
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