帝京科学大は初出場 清野純一監督は「背伸びをせず、のびのび走ってもらえれば」/富士山女子駅伝
師走の富士山麓を駆け抜ける「全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)」は30日午前10時から、静岡県の富士市と富士宮市の7区間43・4キロで行われる。29日には富士市内で監督記者会見と開会式が行われた。 帝京科学大が創部7年目で大会初出場。清野純一監督は「背伸びをせず、のびのび走ってもらえれば」と大舞台に臨む選手たちを思いやった。10月の関東女子駅伝で全日本大学女子駅伝の出場権を獲得。初参戦の全日本で12位となり、今大会の切符を手にした。 選手として仙台育英高で全国高校駅伝を、順大で箱根駅伝を制した実績を持つ清野監督が昨年3月に就任し、強化が進んだ。今回の出場選手7人のうち4人は清野氏が就任後初めて声をかけた1年生だ。歴史の浅い部で「努力の継続を根付かせるのに苦労しましたが、定着させることができました」といい、結果を出し始めた。同じく初出場の兵庫大とともに、大会に新たな風を吹かせる。