”全員フルタイム勤務”異色チームの最下位完走にネット好感「サラリーマンの鑑」「選手みんなフルタイムなの!?」【ニューイヤー駅伝】
◇1日 第69回全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝、群馬県庁を発着点とする7区間計100・0キロ) 全37チームで争われ、全員がフルタイムで勤務しながら駅伝に励む武田薬品(山口)は、3年ぶり4度目の大舞台で5時間23分10秒の37位だった。先頭から大きく遅れたことで途中に繰り上げスタートはあったが完走し、ネットでは「選手みんなフルタイムなの!?」「サラリーマンの鑑。お疲れ様でした。感動しました!」などと驚きや称賛の投稿が相次いだ。 TBS系の中継で部員全員が医薬品製造業でフルタイム勤務しており、全員そろって練習するのは月に1~2度ほどと紹介。陸上競技で結果を出しても報償はないといいことのほか、この大会の出場資金を社内クラウドファンディングで集めたという。 同社公式サイトによると、メンバーは監督も含めて11人。優勝した旭化成からは20分超離されての最下位だったが、少数精鋭の異色チームの奮闘とあってネットも注目。「日本代表ランナー集団に趣味のような集団で20分差しかつかない武田薬品の凄さよ」「とても好感を持ちました」「中国地区に応援したい企業増えちゃったじゃん!」などと称賛された。
中日スポーツ