バレエの「アームス」で背中を柔らかくしてバストアップ!【40代・50代の骨盤を整える「床(ゆか)バレエ」⑫】
5.胸の前で腕を交差させ、顔は左へ 左腕が上になるように胸の前で腕を交差させ、顔は左を向く。左右交互を1セットとして5セット行おう。
NG! 腕を動かすときに肩が上がる 腕を動かすときに力が入って肩が上がってしまうと、腕だけが動いて、肩甲骨を開いたり閉じたりができなくなり、背中がほぐれない。
柔らかく優雅なバレリーナの腕の動きをイメージして、腕と首をなめらかに動かそう。 (※動きの流れをチェックしたい方は、OurAge『骨盤を整える「床バレエ」で、すっきりボディに! 〈第12回〉バレエの「アームス」で背中を柔らかくしてバストアップ!』動画参照) 「このエクササイズは姿勢がとても大事です。特に腕を動かしている間はずっと下腹の力を抜かないように気をつけて! 座ったまま骨盤を立てた正しい姿勢をキープできれば、腕を動かすたびに肩甲骨を寄せたり開いたりするのがよくわかるはず。肩甲骨の動きがよくなれば、バストアップだけでなく肩こりがラクになったり、姿勢もよくなりますよ」
【教えてくれたのは】 竹田純さん バレエダンサー・フィットネストレーナー。一般社団法人床バレエ協会代表。パリでクラシックバレエやコンテンポラリーダンスを学んだ後、フランスをはじめヨーロッパのバレエ団で活躍。現在、指導者としてSNSやYouTubeで床バレエの情報を発信。著書『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評。 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 取材・原文/山本美和