持ち運び楽々な電動モビリティ「RICHBIT CITY」と電動アシスト自転車「RICHBIT CITYASSIST」が同時発売
特定小型原付か、アシスト自転車か。2仕様から選べるのがポイント
2024年5月15日、株式会社Acalieは電動モビリティのエントリーブランド「RICHBIT」の新モデルを先行発売開始した。免許不要な「特定小型原付」となる「RICHBIT CITY」と、電動アシスト自転車の「RICHBIT CITYASSIST」の2機種で展開される。 【写真】「RICHBIT CITY」と「RICHBIT CITYASSIST」を詳しく見る Acalie(アカリエ)は、電動モビリティのハイブランド「COSWHEEL」とエントリーブランド「RICHIBIT」、Web会議に特化した「MAXHUB」やアクションカメラ「Insta360」など、次世代型製品・サービスを提供するスタートアップ企業だ。 「RICHBIT」はこれまで6万9800円のエントリー向け電動キックボード「RICHBIT ES1 PRO」1機種を展開してきたが、今回の「RICHBIT CITY」シリーズの登場で、3機種にラインナップが拡大することになる。
電動バイク「RICHBIT CITY(リッチビット シティ)」
「リッチビット シティ」は、ぱっと見は自転車ルックな外見をしているが、ペダルを漕がなくても走行可能な電動バイク仕様とされている。「特定小型原付」に対応しているモデルであることから、16歳以上なら免許不要で誰でも運転可能だ。 さらに、いわゆる歩道走行モード搭載の「特例特定小型原付」にも対応済みなので、専用のモードに切り替えることで、自転車が走行可能な一部の歩道を最高速6km/hにて走行できる。 また、このモデルは14インチタイヤを採用し、2段階の折りたたみができる構造設計で日本最小クラスの特定小型原付だそうだ。折り畳み後のサイズはA4用紙3~4枚程度であるため、バイク型の形状をした特定小型原付としては超軽量な16kgであることと合わせて、誰でも気軽にどこへでも持ち運べるというのが魅力だろう。 このコンパクト性を確保するために250Wの小型モーターを採用しているが、パフォーマンスの最適化により都内最強の激坂「のぞき坂」(22%勾配)も余裕で登れる登坂能力を有している。 航続距離は10.2Ahバッテリーにより特定小型原付としては標準的な30~40kmを確保しているため、日常の通勤・通学、お出かけ先での軽いツーリングにぴったりだ。