【北海道・2024年版】 秋の絶景・風物詩10選 能取湖湖畔を赤く染めるサンゴ草は日本一の絶景
◆白金青い池
美瑛町の白金温泉近くにある「白金青い池」は、水面が青く見える不思議な池で、十勝岳の防災工事の際に偶然生まれた。 立ち枯れたカラマツとブルーの水面が幻想的な、人気の観光スポットだ。 実は、例年9月下旬から10月上旬の紅葉シーズンは青い池を訪れるのにおすすめの季節。水辺の木々の葉が赤や黄色の秋色に染まり、鮮やかな紅葉と池の青のコントラストはこの季節だけの景色だ。 2012年にアップル社の壁紙に池の写真が使われ、一躍有名な観光スポットに。風の吹かない午前中の鑑賞がおすすめ。 白金青い池(しろがねあおいいけ) 所在地 北海道上川郡美瑛町白金
◆三国峠の紅葉
三国峠は、上川町と上士幌町の境にある国道273号線の峠。紅葉の見ごろを迎える9月下旬から10月上旬には、眼下に広がるカラフルな大樹海と山岳美を楽しむことができる。 橋の下には吸い込まれそうなほど深い谷が広がり、目の前には一本道だけ。そんな幻想的な風景が広がる、北海道の国道のなかで最も標高の高い峠が三国峠だ。大雪山系の山々と見渡すかぎりの樹海を一望。 どこまでも空が広がる幻想的な風景のなかをドライブすると、峠の約1キロメートル上士幌側にある緑深橋付近から見る、松見大橋と樹海の織り成す眺めが美しく、圧巻。大自然の中に引かれた一本の赤い道は、まるで絵画のよう。ドライブ好きなら、一度は走ってみたい絶景ルート。 三国峠の紅葉(みくにとうげのこうよう) 所在地 北海道河東郡上士幌町字三股番外地
◆定山渓温泉
「定山渓温泉」は、札幌市街の南西にあり、札幌から車で1時間弱で行けるアクセス良好な山峡の温泉街。札幌の豊平川上流にある。 慶応2年(1866)年に、修行僧の美泉定山が湯治場を拓いたのが始まりといわれている、150年以上の歴史を誇る街で、近年はおしゃれなカフェが続々と誕生し、観光客だけでなく地元の人々からも注目を集めている。 温泉街周辺には豊かな自然が広がっており、四季折々の景色が楽しめる景勝地としても有名。10月中旬ごろには、赤や黄色に染まる渓谷美を堪能できる。 紅葉は、温泉街や散策路、露天風呂などさまざまな場所から望めるが、特に豊平川に架かる真っ赤な「二見吊橋」が絶好のフォトスポットだ。 見ごろの時期:10月ごろ。特に10月中旬ごろがピーク。 定山渓温泉(じょうざんけいおんせん) 所在地 北海道札幌市南区定山渓温泉東3丁目