【MLB】ドジャース・大谷が今季3度目・通算10度目の週間MVP受賞 ア・リーグはフリオ・ロドリゲス
日本時間9月24日、2024年シーズン26週目の週間MVPが発表され、ア・リーグはフリオ・ロドリゲス(マリナーズ)、ナ・リーグは大谷翔平(ドジャース)が選出された。ロドリゲスは通算4度目の受賞で、2022年に1度、2023年に2度受賞。マリナーズからの選出は昨年8月にロドリゲス自身が選ばれて以来である。一方の大谷は今季3度目・通算10度目の受賞。ドジャースからの選出は今年7月のギャビン・ラックス以来であり、週間MVPを10度以上受賞するのは史上23人目、両リーグで3度以上受賞するのは史上8人目の快挙となった。 【動画】ドジャースの大谷翔平が週間MVPに選出される 現在23歳のロドリゲスは6試合に出場して打率.433(30打数13安打)、3本塁打、9打点、1盗塁、OPS1.219の好成績をマーク。塁打(23)はリーグ1位、打点と安打は同1位タイ、本塁打と長打(4)は同2位タイ、打率は同3位にランクインした。日本時間9月18日のヤンキース戦と同22日のレンジャーズ戦では1試合4安打を記録。同21日のレンジャーズ戦では通算4度目となるマルチ本塁打を達成した。今季はシーズンを通してなかなか調子が上がらなかったが、9月は20試合に出場して打率.337、6本塁打、17打点、5盗塁、OPS.940と実力を発揮している。 現在30歳の大谷は歴史的な1週間を過ごした。7試合に出場して打率.500(32打数16安打)、6本塁打、17打点、7盗塁、OPS1.668という大暴れ。本塁打、打点、長打率(1.125)、OPS、安打、長打(8)、塁打(36)、得点(11)、盗塁はいずれもメジャー1位だった。日本時間9月20日のマーリンズ戦では6打数6安打3本塁打10打点2盗塁という大活躍を見せ、史上初の「50-50」を達成。自身初の1試合3本塁打をマークしただけでなく、「3本塁打2盗塁」や「5長打2盗塁」はいずれも史上初の快挙だった。今季は本塁打と盗塁の両方を記録した試合が15度あり、リッキー・ヘンダーソン(1986年に13度)が持っていたメジャー記録を更新。現時点で53本塁打&55盗塁に到達しており、最終的にどこまで数字を伸ばすか注目される。